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新築住宅のリビングでよくある失敗事例は?おしゃれに見せるポイントも解説
更新日:2023.10.13
新築住宅において、リビングの設計にこだわる人は少なくありません。しかし、知識がないままリビングの設計を続けてしまうと失敗しやすいため注意が必要です。
この記事では、新築住宅のリビングをおしゃれに見せるポイントも解説するので、新築住宅のリビングで失敗したくない人やおしゃれに見せたい人は、ぜひ最後までお読みください。
【この記事でわかること】
● 新築住宅のリビングでよくある失敗事例
● 新築住宅のリビングをおしゃれに見せるポイント
● 新築住宅に取り入れたいアイデア
目次
新築住宅のリビングでよくある失敗事例4選
新築住宅のリビングで後悔しないためにも、以下4点の失敗事例を把握しておきましょう。
- ・リビングが思ったより狭かった
- ・収納が足りなくて物がよく散らかった
- ・リビングが暗かった
- ・内装のテイストが合っていなかった
ぜひ、リビングを設計する際の参考にしてください。
リビングが思ったより狭かった
新築住宅のリビングでよくある失敗の1つは、リビングが想像していたより狭かった事例です。
コンパクトなリビングには、家事動線が良くなるメリットがあります。しかし、家具や家電を配置すると狭く感じ、かえって生活動線が悪くなってしまう場合があります。
収納が足りなくて物がよく散らかった
収納が足りず物がよく散らかってしまうことも、新築住宅のリビングでよくある失敗です。
リビングは、置き場所が決まっていないものが散らかりがちです。さらに、収納スペースを重視しなかったために物が散乱してしまう失敗事例は少なくありません。
リビングをすっきり見せるためには、収納を多く設置する必要があります。
リビングが暗かった
リビングの日当たりが悪く十分な日光が入らないことで、暗い空間になった失敗事例もあります。
道路の方位や周辺環境、窓の位置によっては、リビングが暗くなってしまうことがあります。また、季節によっても光の差し込む角度が変化するため、夏は日当たりが良かったのにもかかわらず、冬には悪くなってしまうこともあります。
明るさの失敗は、住んだあとに気がつくことも少なくありません。1日中電気をつけないと生活できない失敗事例もあるため、リビングの設計を考える際は注意が必要です。
内装のテイストが合っていなかった
内装を事前に確認していても、実際に設置されると微妙にテイストが合わないという失敗事例があります。
壁紙や天井、床の材質や色を個別で確認していても、それらを組み合わせると相性が悪く、統一感がない印象になってしまうことは少なくありません。
そのため、リビングの細部まで内装のテイストにこだわりたい人は、注意すべきポイントといえます。
新築住宅のリビングをおしゃれに見せるポイント
新築住宅のリビングをおしゃれに見せるためには、いくつかポイントがあります。
- ・リビング階段で広いスペースを確保する
- ・多くの収納アイデアを考える
- ・照明選びを工夫してリビングの印象を変える
- ・吹き抜けで開放感を演出する
前述した失敗事例の対策にもなるため、上記4点をチェックしてください。
リビング階段で広いスペースを確保する
リビング階段で広いスペースを確保すると、リビングをおしゃれに見せやすくなります。
リビングに階段を設置して縦の空間を有効活用でき、さらにスケルトン階段を採用することですっきりした間取りになります。
また、階段下を有効活用すると収納不足を解消できるため、おしゃれなリビングを目指す人におすすめの方法です。
ただし、リビング階段の位置によっては間取りを圧迫し、生活動線が悪くなることがあるため注意が必要です。
多くの収納アイデアを考える
新築住宅のリビングをおしゃれに見せたいのであれば、多くの収納アイデアを考えることがポイントです。
収納は棚の設置で増やせますが、壁の内側やキッチンの対面側など、工夫次第で目立たない場所に設置できます。
このようなアイデアは、建築会社からアドバイスを受ける以外にも、インターネットやSNSで収納事例を調べるとチェックできます。
ただし、収納は多すぎると失敗しやすいため、片付けの効率を上げるためには収納する物の種類と使用頻度を考えたうえで、最適な数にすることが重要です。
照明選びを工夫してリビングの印象を変える
照明選びを工夫してリビングの印象を変えることで、おしゃれに見えやすくなるでしょう。
郊外で家を建てない限り、家周辺の状況などでどうしても日当たりが悪くなることもあります。その場合は、おしゃれな照明を選び、リビングを明るい雰囲気にすると印象が変わるでしょう。
ただし、家具や家電を変えてしまうと照明とのバランスが崩れてしまうため、ある程度汎用性の高い照明を選ぶことがポイントです。
吹き抜けで開放感を演出する
吹き抜けはリビングに開放感をもたらし、日当たりが悪い立地であっても採光しやすくしてくれます。
そのため、新築住宅を検討するうえで吹き抜けを導入する人は少なくありません。しかし、エアコンの効きが悪くなり、吹き抜け窓の掃除が難しいなどのデメリットがあります。
吹き抜けの開放感や採光というメリットと、空調やメンテナンスのデメリットを考慮したうえで、吹き抜けの導入を検討することがおすすめです。
新築住宅に取り入れたい収納アイデア
生活しやすく、おしゃれに見えるリビングにするためには、”収納”が重要なポイントです。
- ・リビングクローゼット
- ・壁面収納
- ・小上がり
上記3点を順番に見ていきましょう。
リビングクローゼット
リビングにクローゼットを設置すると、片付けしやすいリビングになります。
クローゼット内には、普段使う家具や洗剤のストック、衣類を収納することがおすすめです。また、奥行きを持たせることで、クローゼットを在宅ワークスペースとして活用できます。
リビングクローゼットは、狭いリビングであってもすっきりさせたい人におすすめです。
壁面収納
壁面収納を導入すれば、生活しやすいリビングを実現できます。壁の中に収納を設置するアイデアは、インターネットやSNSの間取り事例でも多く見られるため、参考にしやすいでしょう。
壁面収納は収納スペースが小さいという問題があるものの、腕時計やアクセサリーの保管場所として利用可能です。
そのため、あらかじめリビングに置く小物や家具を確認し、それに合わせた壁面収納を設置することがポイントです。
小上がり
リビングの一部を小上がりにして、収納スペースを確保できます。
小上がりとは、一角を1段高くして床との間に生まれたスペースを収納にする方法のことです。小上がりは、おもちゃや書類関係を入れるスペースとして最適です。
保管する書類が多い場合や子どもが小さい場合などに、重宝するスペースといえます。
新築住宅のリビングに関するよくある質問
最後に、新築住宅のリビングに関するよくある以下3点の質問に回答します。
- ・16畳のリビングは狭い?
- ・リビングに適した広さはどのくらい?
- ・間取りに悩んだときは誰に相談したらいい?
順番に見ていきましょう。
16畳のリビングは狭い?
家族の人数が多い場合は、16畳のリビングでは狭く感じる場合があります。そもそも、16畳は5m×5mほどの広さの空間となり、ビジネスホテル1室程度の広さです。
そのため、1人暮らしであれば問題ないものの3〜4人で生活する核家族の場合では、快適に暮らすためには工夫が必要といえます。
リビングに適した広さはどのくらい?
平均的なLDKの広さは、一般的に16〜20畳といわれています。特に、3〜4人暮らしの場合では15畳以上は必要とされています。
ただし、リビングに適した広さは家族の人数によって異なるため、5人以上の家族の場合はより大きなリビングが必要になるでしょう。
間取りに悩んだときは誰に相談したらいい?
理想の間取りが決まらず悩んでしまう場合は、施工会社に相談し実例の紹介を受けながら検討することが重要です。
特に、実績の豊富な施工会社にはさまざまな間取り例があるため、注意点と併せてアドバイスを受けられます。
間取りがうまくまとまらない場合には、なるべく早く建築会社に相談することが重要です。
新築住宅のリビングに導入する内装は十分に検討しよう
新築住宅の場合、リビングの設計で失敗することがあるため、注意が必要です。また、おしゃれで暮らしやすい間取りを目指すためには、プロの意見が重要となります。
オンリーホームは豊富な施工実績があり、お客様に寄り添いながら最適な間取りプランをご提案いたします。間取り事例の注意点もアドバイスしながら家づくりをサポートするので、納得のいくリビングにしたい人は、ぜひ一度オンリーホームにお問い合わせください。