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2,000万円台で建てる注文住宅の間取り例!費用の内訳やポイントも解説
更新日:2023.10.13
この記事では、2,000万円台で建てる注文住宅の一般的な間取りを解説します。2,000万円台の注文住宅を建てるためには、間取りのコツや費用の内訳を知っておく必要があります。
2,000万円台で建てる注文住宅の費用内訳や費用を抑えるポイントも解説するので、注文住宅の購入を検討している人はぜひ最後までお読みください。
【この記事でわかること】
● 予算2,000万円台の一般的な間取り
● 本体価格以外にかかる費用
● 注文住宅の費用を抑えるコツ
予算2,000万円台の注文住宅の一般的な間取り例
住宅金融支援機構によると、2022年度にフラット35を利用して岐阜県で注文住宅を建てた場合、かかった建築費は平均3,593万円(※)です。
このことから、予算2,000万円台の注文住宅はローコストといえ、ローコスト住宅ではどのような間取りが実現できるかを知っておくことが重要です。
ここでは、一般的によくある間取り例を面積別に解説します。
- ・30坪未満で建てる場合の間取り
- ・30〜35坪で建てる場合の間取り
- ・40坪以上で建てる場合の間取り
なお、オンリーホームが施工した住宅の実例ではないので、あくまで参考程度に押さえておくことをおすすめします。
30坪未満で建てる場合の間取り
30坪未満で2,000万円台の土地を建てる場合、2LDK〜3LDKの間取りになることが多いといえます。そのため、3人家族であれば問題なく生活することは可能です。
しかし、1つ1つの部屋は小さくなってしまうため、ある程度工夫が必要な間取りといえます。
太陽光や断熱性能アップなどの設備には予算を回せるため、間取りと設備のバランスを取りながら家づくりを進めることが重要です。
30〜35坪で建てる場合の間取り
30〜35坪の場合だと、4〜5人の家庭であれば十分に生活できるといえます。また、部屋数は3LDK〜4LDKになるでしょう。
また、ローコスト住宅のなかでも高気密・高断熱が標準装備の住宅であれば、快適な住環境を維持できます。
インターネット上で公開されている2,000万円台の注文住宅は30〜35坪の事例が多いため、間取りを考えるときに参考にしやすいでしょう。
40坪以上で建てる場合の間取り
延床面積が40坪を超える間取りの場合、コストを2,000万円台にするためにはいくつか工夫が必要といえます。
なぜなら、40坪を超える場合は、建てるマイホームの規模が大きいため建築資材が多く必要になるほか、設置したい設備も増える傾向にあるからです。
例えば、凹凸のない間取りや汎用的な外壁を採用するなど、シンプルなデザインを目指すことでコストを抑える工夫をすることがおすすめです。
予算2,000万円台で注文住宅を建てる際の費用内訳
予算2,000万円台で注文住宅を建てるためには、本体価格だけでなく他の費用についても把握しておく必要があります。
- ・建物の本体価格
- ・付帯工事費
- ・諸費用
ここでは、注文住宅を建てる際の費用内訳を順番に見ていきましょう。
建物の本体価格
建物の本体価格とは、一般的に建築会社のパンフレットに記載されている価格のことです。
具体的な内訳として、柱や梁の大工工事、基礎や屋根などの全体の工事費が含まれます。すなわち、外装や内装、設備の費用も含まれるため、建築費用のなかの70%程度という大きな割合を占めます。
また、建築会社の坪単価は本体価格を延床面積で割り戻した指標であることが多く、後述する付帯工事費や諸費用は含まれていないと知っておくことが必要です。
付帯工事費
付帯工事費は、建築費用全体の20%程度を占めます。付帯工事費には、次の項目が含まれます。
費用内訳 | 相場 |
上下水引込工事費用 | 140万円程度 |
ガス工事引込費用 | 60万円程度 |
地盤調査費 | 50万円程度 |
地盤改良費 | 200万円程度 |
太陽光設置費用 | 200万円程度 |
外構費 | 300万円程度 |
上記の費用は、建築する土地の状況によって大きく変動するため、検討している土地ごとに価格をチェックすることが重要です。
諸費用
諸費用は、本体価格と付帯工事以外にかかる費用のことで一般的に次の項目が該当します。
費用内訳 | 相場 | 補足 |
印紙代 | 数万円 | 請負金額と土地売買代金、借入金額によって変動する |
建築申請費用 | 10万円程度 | – |
補助金関連申請費用 | 数万円 | 申請する補助金内容による |
土地の仲介手数料 | 売買代金による | – |
住宅ローン事務手数料 | 借入額×2% | – |
住宅ローン保証料 | 60〜100万円 | – |
諸費用は総額の10%程度と割合が小さく、見逃しがちな費用です。しかし、内容を正しく把握しておくことで後悔のない家づくりにつながります。
2,000万円台で注文住宅を建てる際のポイント
2,000万円台で注文住宅を建てる際には、以下3つが主なポイントです。
- ・平屋=安いとは限らないことを把握する
- ・設備の優先順位をつける
- ・シンプルな家の形にする
順番に見ていきましょう。
平屋=安いとは限らないことを把握する
平屋は2階部分がないため2階建て住宅よりも安くできるイメージがありますが、実際にはコストアップするケースは多くあります。
なぜなら、本体価格のなかでも大きな割合を占める基礎部分が2倍の面積となり、逆に費用を抑えやすい建材が少なくなってしまうからです。
そのため、平屋を選択したからといって必ずコストダウンできるわけではありません。
設備の優先順位をつける
設備や仕様に優先順位をつけることで、コストを抑えやすくなります。
理想のマイホームにしようと設備や仕様を検討していると、全ての設備や仕様を少しでも性能の良いものにしたいと感じる人は少なくありません。
しかし、全ての設備・仕様をハイグレードにしてしまうと、コストアップしてしまいます。
そのため、太陽光発電や断熱性を優先させるなどの観点を持って、グレードの高い設備や仕様の優先順位をつけることがポイントです。
シンプルな家の形にする
シンプルなデザインにすることで、コストダウンが可能となります。なぜなら、凹凸のあるデザインは建材が増えることになり、コストアップの原因になるからです。
凹凸のあるデザインが悪いわけではありませんが、2,000万円台で注文住宅の購入を検討している人は、資金計画を見直しつつデザイン面も考慮することが重要です。
また、建築会社によってはあらかじめ決められた間取りパターンが用意されている場合があるため、そのなかから選ぶ方法もおすすめです。
予算2,000万円台の注文住宅なら『パーフェクトフル装備住宅』
オンリーホームでは、家に求める優れた仕様が全て標準装備で詰まっている、生涯暮らしやすい高性能な家『パーフェクトフル装備住宅』を実現しています。
本体工事や付帯工事、諸費用だけでなく、生涯かかる光熱費も含めて2,000万円台で建築できます。また、デザインも4種類から選べ、自分好みのテイストで家づくりを進められます。
さらに、耐震等級3や60年保証など耐震性や保証内容も充実しています。岐阜県で2,000万円台の注文住宅を建てたい人は、オンリーホームをぜひご検討ください。
予算2,000万円台の注文住宅に関するよくある質問
最後に、予算2,000万円台の注文住宅に関するよくある質問に回答します。
- ・1,000万円台の家と2,000万円台の家ではどこが異なる?
- ・2,000万円台の住宅を購入する際の住宅ローンの借入額の目安は?
- ・どうしても予算オーバーしてしまうときの対処法は?
上記3点を順番に見ていきましょう。
1,000万円台の家と2,000万円台の家ではどこが異なる?
1,000万円台の家と2,000万円台の家の大きな違いは、自分で決定できる設備や仕様の範囲にあります。
1,000万円台の家は、間取りや仕様を選択できない規格型住宅であるケースが少なくありません。一方で、2,000万円台の注文住宅であれば自由設計できる部分があります。
このことからも、こだわりの家づくりを進めるのであれば、2,000万円台の家がおすすめです。
2,000万円台の住宅を購入する際の住宅ローンの借入額の目安は?
2,000万円台の住宅を購入する際は、3,000万円前後の住宅ローンを見据えておく必要があります。
本体価格が2,000万円台であっても、土地の状況によっては1,000万円程度の付帯工事費と諸費用がかかります。
どうしても予算オーバーしてしまうときの対処法は?
どうしても予算オーバーしてしまうときにコストダウンさせる方法は、家のボリュームダウンと設備のダウングレードです。
予算オーバーしてしまう際には、家族で家のサイズや導入する設備について話し合い、必要な項目の優先順位をつけ、優先順位が低いものを妥協することを検討しましょう。
ただし、導入しないと生活に大きな支障が出るような設備は、なるべく優先的に導入を検討することをおすすめします。
予算2,000万円台で満足いく注文住宅を建てよう
予算2,000万円台で注文住宅を建てるためには、コストを抑えるポイントを押さえることが必要です。独断で決定せず、家族や依頼するハウスメーカーなどに相談しましょう。
オンリーホームは、家づくりにかかる総額が2,000万円台となる『パーフェクトフル装備住宅』を実現しています。
また、お客様に寄り添いながらコストダウンの方法をご提案します。予算2,000万円台で満足のいく注文住宅を建てたい人は、ぜひオンリーホームまでお問い合わせください。