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新築に付けて良かった設備のおすすめ18選!費用相場や注意点を比較
更新日:2021.12.28
お家づくりを考える時に、自分たちがどんな家に住みたいかをイメージすることはとても重要です。
住宅設備には便利なものがたくさんありますが、実際の暮らしを思い浮かべることで、自分たちに本当に必要な設備か掴めます。
今回は、新築に付けて良かったおすすめの設備をピックアップしてご紹介します。費用相場や注意点も比較しておりますので、自分たちの暮らしに合った住宅設備選びの参考にして下さい。
新築に付けて良かった設備とは
新築に付けて良かった設備は、実際の家族構成や暮らし方によって異なります。
自分たちの暮らしに合った設備を選ばなければ、便利だと思って導入したものの、徐々に使用頻度が下がり使わなくなったということになりかねません。
初めてのお家づくりでは、あれもこれもと考えがちですが、予算には限りがあります。住宅設備選びは楽しいものですが、同時に多くの方が思い悩むポイントでもありますので、自分たちの暮らしを考えて優先順位をつけることをおすすめします。
新築のキッチンに付けて良かった設備のおすすめ4選
キッチンは毎日使うものであり、多くの方が思い悩むポイントです。家事の負担を家族で相談しながら、自分たちに必要な住宅設備を選ぶようにしましょう。
・ IHクッキングヒーター
・食器洗い乾燥機
・タッチレス水栓
・引き出し式キッチン収納
ここでは、新築のキッチンにつけて良かった設備のおすすめ4選をご紹介します。
3つの設備をまとめた表は以下の通りです。
費用相場 | メリット | |
IHクッキングヒーター | 25万円前後 | お手入れが楽で安全 |
食器洗い乾燥機 | 35万円前後 | 家事の負担が減る |
タッチレス水栓 | 10万円前後 | 使い勝手がよくおしゃれ |
引き出し式キッチン収納 | 標準装備 | 収納が楽になる |
IHクッキングヒーター
費用相場 | メリット | |
IHクッキングヒーター | 25万円前後 | お手入れが楽で安全 |
お手入れが楽で安全面に優れたIHクッキングヒーターはおすすめ設備の一つです。
小さいお子さんや高齢者の方がいるご家庭でも安心でき、使用後のお手入れの手間が少ないことが魅力。また、オール電化にすることで、ランニングコストが抑えられる点も忘れてはいけません。
注意点は、ガスコンロと比較してどちらが自分たちの暮らしに合うかを検討することです。それぞれにメリット・デメリットがありますので、家族で相談することをおすすめします。
食器洗い乾燥機
費用相場 | メリット | |
食器洗い乾燥機 | 35万円前後 | 家事の負担が減る |
キッチン設備のオプションとして根強い人気がある食器洗い乾燥機もおすすめです。
人気の理由には、家事の負担が減ることはもちろん、水道光熱費の節約になるという声もあります。
一方で注意すべき点は、食器が少量の場合、自分で洗った方が早いケースです。食器の形によっては洗えないものが出てきます。
また、将来のメンテナンス費用にも注意が必要といえるでしょう。
タッチレス水栓
費用相場 | メリット | |
タッチレス水栓 | 10万円前後 | 使い勝手がよくおしゃれ |
蛇口を触る必要が無いタッチレス水栓もおすすめの設備です。
料理中や食器を洗っている時に、手をかざすだけで水が出るので衛生面でもメリットがあります。
注意点は、細かい水量調整ができないことです。レバーハンドルがあれば、細かな調整が可能ですが、タッチレス水栓は「出す、止める」のみの機能となります。メリットとデメリットを比べて導入を検討するようにしましょう。
引き出し式キッチン収納
費用相場 | メリット | |
引き出し式キッチン収納 | 標準装備 | 収納が楽になる |
標準装備といえますが、引き出し式キッチン収納もおすすめです。
開き戸タイプのものに比べ、収納量に優れ、整理整頓がしやすい点がメリットといえるでしょう。キッチン周りは散らかりやすいので、収納スペースの確保は重要です。
注意点は、自分たちに合ったオプションを選ぶことです。アンダーストッカー等、デッドスペースを減らして収納量を確保しましょう。
新築のトイレに付けて良かった設備のおすすめ3選
使用頻度の高い水回りの設備として、新築住宅のトイレに付けて良かったおすすめの設備を3点ご紹介します。
・タンクレストイレ
・2階にトイレを設置
・ 洗面化粧台
3つの設備をまとめた表は以下の通りです。
費用相場 | メリット | |
タンクレストイレ | 30万円前後 | コンパクトでおしゃれ |
2階にトイレを設置 | 50万円~100万円前後 | 混雑を回避できる |
洗面化粧台 | 10万円~15万円前後 | デザインと収納量 |
毎日使うものだからこそ、自分たちの生活に合った設備を選ぶことで、快適な生活が実現できます。
タンクレストイレ
費用相場 | メリット | |
タンクレストイレ | 30万円前後 | コンパクトでおしゃれ |
デザイン性に優れたタンクレストイレはおすすめの設備の一つです。
タンクのスペースを省くことで、空間を広く感じることができ、スッキリとしたデザインのため、お掃除の手間が少なく済む点もメリットといえます。
注意点は、従来型に比べて導入費用が高くなる点です。標準装備であれば問題ありませんが、将来のメンテナンス費用を考慮して導入を検討しましょう。
2階にトイレを設置
費用相場 | メリット | |
2階にトイレを設置 | 50万円~100万円前後 | 混雑を回避できる |
最近は珍しくありませんが、2階にトイレを設置することをおすすめします。
家族構成や部屋の配置によっては、トイレが一か所だけでは混雑することが予想されるためです。後になって設置することは難しいため、計画の際にしっかりと検討しておきましょう。
注意点として、配管工事など追加の費用が発生することが挙げられます。使用頻度が少ないトイレは設備のグレードを下げて、予算を調整しましょう。
洗面化粧台
費用相場 | メリット | |
洗面化粧台 | 10万円~15万円前後 | デザインと収納量 |
洗面化粧台は、収納量が多くお手入れのしやすいタイプがおすすめです。
家族みんなが使う場所となるので、収納スペースがあれば散らかりませんし、さっと拭くだけでお掃除が完結することがポイントといえます。
新築の浴室に付けて良かった設備のおすすめ2選
お風呂は気分をリフレッシュするために、大事にしている人も多いのではないでしょうか。新築の浴室に付けて良かった設備を2点ご紹介しますので、設備選びの参考にしてみて下さい。
・浴室乾燥機
・浴槽
2つの設備をまとめた表は以下の通りです。
費用相場 | メリット | |
浴室乾燥機 | 10万円~ | いつでも洗濯物が干せる |
浴槽 | 50万円~100万円前後 | 省エネでお手入れが簡単 |
浴室乾燥機
費用相場 | メリット | |
浴室乾燥機 | 10万円~ | いつでも洗濯物が干せる |
雨の日でも洗濯物が干せる浴室乾燥機はおすすめの設備の一つです。
また、洗濯物の乾燥だけではなく、暖房機能も付いているので、冬の寒い日などは寒暖差を解消することにも役立ちます。
注意点として、余計な光熱費がかかることが挙げられます。毎日使う方は少ないでしょうが、積み重なれば大きな金額となります。室内物干しと併用することをおすすめします。
浴槽
費用相場 | メリット | |
浴槽 | 50万円~100万円前後 | 省エネでお手入れが簡単 |
浴槽を選ぶ際におすすめしたいポイントは、お湯が冷めにくい省エネ使用で、お掃除が楽であることです。追い炊き機能もありますが、使わないに越したことはありません。
また、汚れが付きにくい仕様のものであれば、お手入れの手間も少なく済みます。
注意点は、標準装備でしっかりとしたグレードがあるかを確認することです。オプションで余計な費用をかけずに、標準装備のしっかりしたハウスメーカーを選ぶことが大切です。
新築の玄関に付けて良かった設備のおすすめ4選
玄関周りのちょっとした設備を工夫することで、想像以上に快適な生活が実現可能となります。
費用の負担も少ないので、自分たちの暮らしに合った設備を選んでみましょう。
・モニター付きインターホン
・センサー付きの照明
・電気錠
・姿見
4つの設備をまとめた表は以下の通りです。
費用相場 | メリット | |
モニター付きインターホン | 5万円~ | セキュリティ面の向上 |
センサー付きの照明 | 5万円~ | 消し忘れがなく便利 |
電気錠 | 5万円~ | 鍵を取り出す手間が不要 |
姿見 | 1万円~ | 身だしなみチェック |
モニター付きインターホン
費用相場 | メリット | |
モニター付きインターホン | 5万円~ | セキュリティ面の向上 |
標準装備となりますが、モニター付きインターホンはおすすめの設備です。訪問者を事前に確認できるのはもちろん、録画機能が付いていれば、不在の際に来客の有無を確認できます。
注意点は、部屋の配置によっては子機を設置しなければ、動線が悪くなる点です。自分たちの暮らしに合ったプランを考えましょう。
センサー付きの照明
費用相場 | メリット | |
センサー付きの照明 | 5万円~ | 消し忘れがなく便利 |
センサー付きの照明もおすすめの設備の一つです。人感センサーで付ける手間も、消し忘れの心配もありません。慣れた方にとっては、無くてはならない設備といえるでしょう。
注意点は、センサーの種類や調整に気を付けるくらいであり、玄関やトイレなど使い勝手に合った調整が必要となります。
電気錠
費用相場 | メリット | |
電気錠 | 5万円~ | 鍵を取り出す手間が不要 |
暗証番号や非接触キーリーダーシステムの電気錠は、玄関に設置をおすすめしたい設備です。
暗証番号であれば、両手がふさがった状態でも鍵を取り出す必要がありません。また、暗証番号の変更も容易であり、セキュリティ面でも優れた設備といえるでしょう。
注意点は、玄関ドアの種類が限られることです。また、配線不要の電子錠の場合、定期的な電池交換の手間が発生します。
姿見
費用相場 | メリット | |
姿見 | 1万円~ | 費用が安い |
ちょっとした工夫ですが、玄関先に姿見を設置することをおすすめします。出かける前の身だしなみチェックに役立ちますし、設置費用も他の設備に比べ割安です。
注意点として、落下しないようにしっかりと取り付けができているか確認しておきましょう。
新築の収納に付けて良かった設備のおすすめ3選
お家づくりを考える上で、収納スペースの確保は重要な問題の一つです。
居住スペースが広くても、収納が少なく散らかりやすい部屋では快適な暮らしとはいえません。ここでは、新築の収納につけて良かった設備を3点ご紹介します。
・パントリー
・ウォークインクローゼット
・玄関収納
3つの設備をまとめた表は以下の通りです。
費用相場 | メリット | |
パントリー | 15万円~ | 食材ロスを減らせる |
ウォークインクローゼット | 25万円~30万円 | 収納の幅が広がる |
玄関収納 | 5万円~30万円 | 色々なものを隠せる |
パントリー
費用相場 | メリット | |
パントリー | 15万円~ | 食品ロスを減らせる |
キッチン周りをスッキリしたい方には、パントリーの設置がおすすめです。
常温保存できる食材や、キッチン収納に入りきらない調理器具の収納に役立ちます。また、ウォークインタイプの形状であれば、賞味期限ごとの管理もしやすいので、食材ロスを少なくすることに役立ちます。
注意点として、自分たちの生活に必要かどうかを見極めることです。パントリーを設けた分、居住スペースは少なくなるので、優先順位をつけて判断しましょう。
ウォークインクローゼット
費用相場 | メリット | |
ウォークインクローゼット | 25万円~30万円 | 収納の幅が広がる |
ウォークインクローゼットもおすすめの設備の一つです。
奥行きを設けることで、収納方法の幅が広がります。衣類の収納だけではなく、季節用品など使用頻度が少ないものも保管できるので、自分たちに合った使い方が可能となります。
注意点は、居住スペースが少なくなることですが、レイアウトを工夫して快適な暮らしを実現するプランを考えてみましょう。
玄関収納
費用相場 | メリット | |
玄関収納 | 5万円~30万円 | 色々なものを隠せる |
シューズクロークなどの玄関収納もおすすめの設備といえるでしょう。ベビーカーやゴルフバックなどの場所を取る荷物を隠すのに役立ちます。
家族が増えると、玄関周りの収納スペースが足りないと感じる方が多いので、予め十分なスペースを確保しておくことをおすすめします。
注意点として、使用目的をきちんと決めて広さを選びましょう。「何となくあった方がよい」という考えでは、ただの物置となる可能性があります。
大事な玄関スペースを使う以上、有効利用ができるように計画を立てなければなりません。
新築の窓・床に付けて良かった設備のおすすめ2選
快適な住環境を作るためには、断熱性と気密性が大切です。
そこで、窓や床につけて良かった設備2選をご紹介します。
・高性能サッシを採用した窓
・床暖房
各ハウスメーカーが力を入れている部分ではありますが、自分たちでも気を付けてより良い住環境を目指しましょう。
3つの設備をまとめた表は以下の通りです。
費用相場 | メリット | |
高性能サッシを採用した窓 | 22万円~28万円 | 断熱性能の向上 |
床暖房 | 30万円~ | 室温以上の暖かさ |
高性能サッシを採用した窓
費用相場 | メリット | |
高性能サッシを採用した窓 | 22万円~28万円 | 断熱性能の向上 |
快適な住環境を実現するためにも、高性能サッシを採用した窓がおすすめです。
暑さや寒さの原因の約7割は窓からといわれ、壁や天井を断熱しても、窓を断熱しなければ熱が逃げていくためです。標準装備で見るべきポイントの一つといえるでしょう。
注意点として、窓を増やすと比例するように建築費用も上がります。開放感があり採光は良くなりますが、断熱性能と費用を考えて決める必要があります。
床暖房
費用相場 | メリット | |
床暖房 | 30万円~ | 室温以上の暖かさ |
床暖房もおすすめしたい設備の一つです。
床暖房は足元から部屋全体をじんわりと温めることで、室温以上の暖かさを感じることができます。また、エアコンと違い風が出ないので、ほこりが舞い上がる心配もありません。
注意点として、自分一人しかいない場合を考えるともったいないと感じるかもしれません。来客時や家族みんなで使用する分には気になりませんが、一人で使うには効率が悪いと考える人もいるでしょう。
新築にいらない設備はある?
新築にいらない設備自体は存在しませんが、判断は人それぞれに違いがあります。
家族構成やライフスタイルにより必要かどうかは変わりますので、どんなに便利であっても自分たちの暮らしにそぐわなければ、いらない設備といえるでしょう。
実際に導入した人の声を聞いても、賛否両論があります。ある程度の傾向はありますが、人の意見を参考にしつつ、自分たちの暮らしをイメージして優先順位をつけることが重要なのです。
まとめ:新築に設備を付ける際は生活を想像しながら選ぶ
ここまで、新築住宅に設置して良かったおすすめの設備をピックアップして紹介してきました。
それぞれのシーンごとに合計で18種類の設備がありましたが、中には「自分には必要ない」と感じた設備もあったのではないでしょうか。
これは当然のことで、他の方がおすすめする設備が必ずしも自分たちに必要であるとは限りません。家族構成やライフスタイルは人それぞれ違いますので、自分たちの暮らしに必要であるかどうかを考えることが大切なのです。
そのためにも、新築に設備を付ける際は、これからの生活を想像しながら選ぶようにして下さい。
これまでに紹介した18種類の設備以外もたくさんの住宅設備が存在します。新生活を想像しながら住宅設備を選ぶのは楽しいものですが、一方で予算の都合から優先順位をつける必要に迫られます。家族で相談してもなかなか答えが出ないこともあるでしょう。
そんな時は、専門家に相談することをおすすめします。思ってもみなかった解決方法や、潜在的な要望が見つかるかもしれません。
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