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注文住宅の外観デザインの決め方は?おしゃれな家にするコツも解説

更新日:2023.11.02

この記事では、注文住宅の外観デザインを決める方法を解説します。

”一生に一度の買い物”ともいえる注文住宅を建てるなら、おしゃれな外観にこだわりたいと考える人は少なくありません。建築事例やパンフレットを見ていると、注文住宅の外観デザインには多くの種類があり、どれもおしゃれなため迷ってしまいます。

そこで本記事では、注文住宅で代表的なデザインの種類を紹介し、外観の決め方やおしゃれな家づくりのコツも解説します。

これからマイホームの購入を検討している人は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

【この記事でわかること】

● 注文住宅で代表的な外観デザインの種類

● 注文住宅の外観デザインで失敗しない決め方

● 注文住宅の外観をおしゃれに見せるコツ

注文住宅で代表的な外観デザインの種類

注文住宅の外観デザインを決める際には、ハウスメーカーの担当者に好みの外観を伝えます。しかし、明確なデザインイメージがなければ、建てたい家の外観が正しく伝わりません。

ここでは、イメージを明確にするために代表的な7種類の外観デザインを紹介します。

  • アメリカン
  • シンプルモダン・ナチュラルモダン
  • 和風
  • 和モダン
  • 北欧モダン
  • 南欧風
  • エレガント

それぞれ見ていきましょう。

アメリカン

アメリカンスタイルの外観は、田舎風でハンドメイド感が溢れるデザインであるケースが多く、原色を使用したデザインになる傾向があります。

もみの木などの背が高いシンボルツリーを設置する場合もあり、ログハウスのような住宅を好む人におすすめです。

シンプルモダン・ナチュラルモダン

シンプルモダンは、直線的なシルエットで最も採用されている外観デザインです。また、ナチュラルモダンは、木や石を取り入れ自然と調和したイメージを持つデザインです。

どちらも非常に人気が高く、住宅展示場にはこの2つの外観デザインの住宅が多く立ち並んでいることから、人気の外観デザインといえます。

和風

横長で木と瓦を活かした住宅は、古くから日本で採用され”和風テイスト”として近年でも人気です。

特に”軒”や”土間”を使った外観は、現代社会でも使い勝手が良く、古風なデザインと機能性を両立したい人におすすめのデザインといえます。

和モダン

和風とモダンを融合させたデザインが和モダンスタイルです。

このデザインでは、和風スタイルで使いにくい白や黒を使用でき、和の雰囲気を残したままスタイリッシュなイメージを与えられます。

世代を問わず人気の高いデザインであるため、オリジナル性が高い外観デザインを好むオーナーにおすすめです。

北欧モダン

北欧は海と針葉樹が広がる地域のことを指し、北欧モダンのスタイルはこのような地域に溶け込む優しい色の外観デザインです。

白と薄い緑や青を使ったデザインが北欧ならではの暖かみを演出するため、自然と調和したデザインが好きな人に人気です。

また、外観デザインで他社と差別化したいハウスメーカーが積極的に採用しているデザインともいえます。

南欧風

南欧風デザインは”プロバンスデザイン”とも呼ばれ、地中海に面した国に多く見られるデザインです。

白の外壁とオレンジの瓦が特徴的な外観で、木製のドアやアイアン格子を使用した、おしゃれな雑貨屋のような家になります。

爽やかで人の目を引く外観デザインを目指す人に人気です。

エレガント

石調サイディングなどを使用した重厚な外観はエレガントデザインと呼ばれ、迎賓館や洋館のような佇まいの家と調和する外観デザインです。

強度の高い外壁材を併用できることから、耐久性の高い外壁でもあります。

メンテナンス性と見た目の豪華さを両立したい人には、エレガントスタイルがおすすめです。

注文住宅における外観デザインの失敗しない決め方

外観デザインは気に入ったテイストを選ぶのが基本ですが、屋根や窓などのパーツにもこだわる必要があります。

屋根や窓、ドアなどのパーツには存在感があるため、統一感をイメージしてデザインを選択することが重要です。

  • 建物の形状
  • 屋根
  • ドア
  • 外構
  • 外壁

上記6点のパーツそれぞれで、失敗しない決め方を解説します。

建物の形状

建物の形状は平屋か2階建てかによって大きく異なるため、フォルムに合わせた外観デザインを選ぶことが大切です。

平屋には一般的な”長方形型”のほかに”L字型”・”コの字型”・”口の字型”があります。また、2階建てには”総2階”のほかにも”部分2階”という形状があります。

家の形は多種多様であるため、さまざまな外壁デザインでシミュレーションすることがおすすめです。

屋根

屋根の形状は家のイメージを決める重要なパーツです。形状の種類には、シンプルなデザインの切妻(きりづま)や安定感のある寄棟(よせむね)などがあります。

屋根の形状に合わせたデザインを選ぶことで、注文住宅の統一感を演出できます。

窓は、形状や大きさ、数によって外観の印象を大きく変える要因です。

例えば、四角い窓を多く設置すると解放感があるデザインになり、少なくするとすっきりしたデザインにできます。また、半円状の窓はやわらかく暖かい印象を与えます。

イメージする外観とマッチした窓の配置や数の検討が重要です。

ドア

ドアは外観のなかで特に目が止まりやすいため、色や大きさだけでなく、材質にもこだわることをおすすめします。

外観の印象を決めるドアをあえて目立たなくすることで、全体のバランスを整えられます。一方で、インパクトの強い色をドアに使用すると、外観のアクセントにできます。

ドアのデザインは外観デザインにとって重要なパーツであるため、慎重な選択が必要です。

外構

外構に目隠しフェンスを採用するかオープン外構を採用するかによって、道路から見た際の家のイメージが大きく異なります。

しかし、外構は防犯においても重要な部分であるため、デザインだけを重視することはおすすめできません。防犯性とおしゃれを両立できる外構にできるよう、ハウスメーカーの担当者と綿密な打ち合わせをするのがポイントです。

外壁

外壁にはサイディングを選ぶオーナーが多く、デザインを選びやすい窯業系やスタイリッシュな金属系が人気です。

また、サイディング以外にも、塗り壁やガルバリウム鋼板など強いアクセントの外壁があるため、なるべく多くの建築事例をチェックして理想の外壁を採用することをおすすめします。

注文住宅の外観をおしゃれにするコツ

どの外観デザインや組み合わせもおしゃれに見えて選択できず、家づくりの計画がなかなか進まない人は、ここで紹介するコツをチェックしてみてください。

  • コンセプトイメージとカラーを決める
  • 周囲の環境に合わせる
  • メンテナンスを考慮する
  • トレンドを追いかけすぎない
  • カラーサンプルで事前にイメージを固める
  • 天候に強い屋根や庇(ひさし)づくりをする

上記6点をそれぞれ解説します。

コンセプトイメージとカラーを決める

外観デザインを選ぶ際には、アメリカンや和風モダンなどの代表的なデザインをベースに、コンセプトイメージを持つことが重要です。

このようなイメージは外観デザインを決める際の叩き台にできるため、イメージが決まっていると外観デザイン全体もスムーズに決定できます。

また、好きなカラーをベースにして相性が良いカラーを組み合わせると、失敗がないデザインを実現できるでしょう。

周囲の環境に合わせる

家づくりでは、周辺の住宅と調和する外壁デザインにすることが重要なポイントの1つです。

奇抜なデザインは家を目立たせられますが、周辺から浮いてしまい、異様な雰囲気の家になってしまいます。このような失敗を防ぐためにも、好みの外観デザインを検討しながらも周辺環境をイメージしておくことが大切です。

メンテナンスを考慮する

せっかくおしゃれな外観デザインにするなら、長期間維持できる材質を選択すべきでしょう。

例えば、ガルバリウム鋼板や光触媒の外壁は、耐久性が高く雨で汚れが落ちやすいためメンテナンスしやすいといえます。また、庭をあえて総コンクリートにすると、スタイリッシュな外構になり、草むしりの手間も省けます。

おしゃれな外観を目指すのであれば、メンテナンスも意識しておくことが重要です。

トレンドを追いかけすぎない

トレンドを追うよりも、好きなトーンで外観デザインをイメージするほうが失敗は少ないといえます。なぜなら、トレンドは時代に合わせて変化するため、数年経つと”昔のデザイン”になってしまうおそれがあるからです。

また、好みではないデザインをトレンドだからという理由で選んでしまうと、飽きてしまうケースも考えられます。

トレンドは強く意識せず、好みのデザインを突き詰めることがおすすめです。

カラーサンプルで事前にイメージを固める

色の組み合わせは外観デザインを決める上で重要なポイントであるため、事前にカラーサンプルを使ってさまざまな組み合わせを確認すべきでしょう。

どのような組み合わせが合うのかわからない場合は、施工会社のカラーコーディネーターに提案してもらうことがおすすめです。

事前にカラーサンプルなどを用いてイメージを固めておくと、完成後の外観デザインがイメージと異なるなどのトラブルを防止できます。

天候に強い屋根や庇(ひさし)づくりをする

近年、猛暑やゲリラ豪雨などで外壁や屋根、ドアや窓の劣化が進みやすくなっています。こうした環境の変化に対応するためにも、天候に強い屋根や庇の設置がおすすめです。

おしゃれな外観は一般的な外観よりも劣化した際の変化が大きく、劣化が進むと古びた家に見えてしまいます。

いつまでもおしゃれな外観デザインを維持するためにも、環境変化への対策は重要です。

注文住宅の外観に関するよくある質問

ここでは、注文住宅の外観に関するよくある質問に回答します。

  • 注文住宅の外観決めが難しい理由は?
  • 注文住宅の外観がダサいと感じる理由は?
  • 高級感のある家の外観にするためにはどうすればいい?

上記3点をそれぞれ見ていきましょう。

注文住宅の外観決めが難しい理由は?

注文住宅は分譲住宅より品質基準が高い傾向にあり、その結果、選択できる外観が少なくなってしまいます。

つまり、注文住宅の外観は限られた選択肢のなかから組み合わせる必要があり、この点が注文住宅の外観決めを難しくしている理由といえます。

注文住宅の外観がダサいと感じる理由は?

前述した通り、注文住宅では各社が設定した品質基準をクリアした家を建てるため、外壁の材質や品質に制限があります。

例えば、外壁に塗り壁を採用したくても、検討している施工会社によっては保証外となり、諦めなくてはならないケースもあります。

このように、施工会社からの制限があって自由に外壁を選択できない点が、注文住宅の外観がおしゃれに見えないと感じてしまう理由の1つです。

高級感のある家の外観にするためにはどうすればいい?

屋根を寄棟にして和モダンやエレガントなデザインにすると、高級感がある外観になります。

また、窓やドアを重厚なデザインにすると迎賓館のような佇まいにできるため、外観デザインに高級感を求める人におすすめです。

注文住宅の外観デザインはコツを押さえておしゃれに作ろう

注文住宅を建てる際には外観デザインを自分で選択します。納得のいく外観を実現するには、本記事で解説したコツや注意点を押さえることが大切です。

オンリーホームでは、多くの建築事例を紹介しながらオーナーの好みに合った外観デザインを提案しています。展示場では5棟のモデルハウスを見学できるため、さまざまな建築事例を見ながら外観デザインを決定したい人におすすめです。

機能性を重視しつつ、外観デザインで失敗したくない人は、ぜひ一度オンリーホームにお問い合わせください。

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