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注文住宅のこだわりポイントは?理想の家づくりのコツを解説
更新日:2024.08.27
この記事では、注文住宅でこだわりたいポイントについて解説します。
注文住宅を計画する際には、家全体の内装や各部屋の配置にこだわりを持つことが重要です。特に、玄関・リビング・キッチン・水回り設備では細部にまでこだわって設計することで、理想の住まいが実現しやすくなります。
この記事では、注文住宅でこだわりを実現するためのコツも解説します。こだわり抜いた理想のマイホームを実現したい人、家族全員が満足する快適な住まいに住みたい人はぜひ最後までお読みください。
【この記事でわかること】
- 注文住宅のこだわりポイント15選
- 注文住宅でこだわりを実現するコツ
注文住宅のこだわりポイント1:玄関
ここでは、注文住宅の玄関におけるこだわりについて解説します。
- シューズクロークを設けて玄関をすっきりさせる
- 土間玄関で遊び場や趣味の空間として活用する
順番に見ていきましょう。
シューズクロークを設けて玄関をすっきりさせる
玄関にシューズクロークを設置して、すっきりとさせると良いでしょう。
玄関は家の顔ともいわれる場所です。訪れる人々に良い印象を与えるためにも、自身が気持ちよく過ごすためにも整理整頓が大切です。
シューズクロークを設けると、靴やコートなどが収納でき、玄関をすっきりとした状態に保ちやすくなります。玄関が広く見え、日々の生活でも使い勝手が向上します。
土間玄関で遊び場や趣味の空間として活用する
土間玄関は、玄関を多目的なスペースとして利用できる点が魅力です。例えば、子供の遊び場や自転車やアウトドア用品のメンテナンススペースとしても活用できます。
土間玄関なら、雨の日や寒い日でも、砂遊びや泥遊びといった屋外での遊びを安全かつ快適に楽しめるでしょう。
また、手洗い場を設置すれば、外から持ち込んだ泥を落とすだけでなく、ガーデニングやDIYの作業場所としても便利です。植木鉢や工具を収納するスペースを設けると、必要な道具をすぐに取り出して作業を始められるでしょう。
注文住宅のこだわりポイント2:リビング
ここでは、リビングにおけるこだわりについて解説します。
- 吹き抜けで空間を広く見せる
- リビングと直接行き来できるウッドデッキを設ける
順番に見ていきましょう。
吹き抜けで空間を広く見せる
リビングに吹き抜けを設置することで、空間を広く見せられます。
天井が高くなることで、部屋全体が開放的に感じられ、視覚的な広がりが生まれます。天窓など、高い位置に窓を配置すると自然光も入りやすくなり、明るい雰囲気を作り出せるでしょう。
また、吹き抜けにすることで、二階とのつながりが生まれ、家族のコミュニケーションがしやすくなります。ただし、吹き抜けの分だけ床面積が小さくなってしまうため、吹き抜けの大きさには注意が必要です。
リビングと直接行き来できるウッドデッキを設ける
リビングに隣接したウッドデッキを設けることで、室内外の境界を曖昧にし、広がりを感じられるようになります。
リビングの延長として、天気の良い日には外で食事を楽しんだり、くつろいだりすることが可能です。庭とのつながりも強くなるため、自然を身近に感じられ、季節ごとの変化を楽しめます。
ウッドデッキとリビングを行き来できる構造にすることで、快適な住環境になるでしょう。
注文住宅のこだわりポイント3:キッチン
ここでは、キッチンでこだわりたいポイントについて解説します。
- 料理スタイルに合ったキッチンを選ぶ
- 家事動線を意識してシンクやコンロを配置する
- 収納スペースを確保する
上記の3つを見ていきましょう。
料理スタイルに合ったキッチンを選ぶ
キッチンは家族のライフスタイルや料理の頻度に合わせて選ぶことが大切です。
料理が好きでよく自炊する人には、広々とした調理スペースや最新の調理器具が揃ったキッチンが良いでしょう。一方、簡単な料理が中心の場合は、コンパクトで機能的なキッチンが適しています。
また、調理しながらリビングの様子が確認したい人は対面キッチンが、料理に集中したい人は独立キッチンが向いているでしょう。
自分の料理スタイルに合ったキッチンを選ぶことで、毎日の料理が楽しくなります。
家事動線を意識してシンクやコンロを配置する
キッチンの設計では、家事動線を意識することが重要です。
シンク・調理器具・冷蔵庫を頂点とした三角形を「ワークトライアングル」と呼びます。ワークトライアングルが正三角形で3辺の長さの合計が6m以下になるように配置することで、料理や片付けの負担が軽減されます。
また、調理中に発生したゴミをすぐ捨てられる場所にゴミ箱を設置したり、調理器具の使用中に食器が必要になったときに使いやすい場所に棚を設置したりするのもおすすめです。
収納スペースを確保する
キッチンは多くの調理器具や食材を収納するので、十分な収納スペースを確保する必要があります。吊り戸棚や引き出し式の収納を活用することで、限られたスペースでも効率的に収納できます。
また、調味料や小物類は整理整頓しやすいように、細かく区分けできるアイテムを取り入れると便利です。
収納スペースを充実させることで、キッチンがいつも整理された状態を保てるでしょう。
注文住宅のこだわりポイント4.水回り
水回りも、数多くのこだわりを実現したい場所です。
- 水回りの設備はなるべく1箇所にまとめる
- 生活動線を考慮した間取りにする
- デザイン性にこだわるなら造作風呂を検討する
ここでは、水回りでこだわりたいポイントを解説します。
水回りの設備はなるべく1箇所にまとめる
水回りの設備は、1箇所にまとめることをおすすめします。配管工事が簡単になり、コストを抑えられるだけでなく、掃除やメンテナンスも効率的に行えるでしょう。
また、キッチン・バスルーム・トイレ・洗面所を近くに配置することで、日常生活の利便性が向上します。水回りを集約することで、家全体の使い勝手も良くなります。
生活動線を考慮した間取りにする
水回りの配置は生活動線を考慮することが重要です。例えば、洗濯機をバスルームや洗面所の近くに配置すれば、洗濯から干すまでの動作がスムーズに行えます。
また、トイレをリビングや寝室からアクセスしやすい位置に設けることで、不便さを感じることは少なくなるでしょう。玄関の近くに洗面台を設置すれば、帰宅時に汚れを家に上げることも少なくなり衛生的です。
家族全員が快適に過ごせるよう、生活動線を意識した間取りを考えましょう。
デザイン性にこだわるなら造作風呂を検討する
デザイン性にこだわりたい場合は、造作風呂を検討するのも手段の1つです。
造作風呂は、既製品のバスタブではなくオーダーメイドで作られるため、自分好みのデザインや素材を選べます。
また、サイズや形状も自由に設計できるため、要望にぴったりと合ったバスルームを実現できます。造作風呂にすることで、リラックスできる特別な空間を作り出せるでしょう。
注文住宅のこだわりポイント5.内装
ここでは、家の内装全体でこだわりたいポイントを解説します。
- 寝室は外からの音が気にならない場所にする
- 採光と風通しが良くなるように窓を配置する
- 家全体の統一感が出るようにテイストを決める
- 家具や家電の置き場所を考えてコンセントの数を決める
- 床材は部屋の特徴を踏まえて使い分ける
順番に見ていきましょう。
寝室は外からの音が気にならない場所にする
寝室の場所選びは、静かで落ち着ける環境を確保するために重要です。
寝室を通りから離れた場所に配置すれば、外からの騒音を減らし、快適な睡眠につながります。遮音性の高いドアや壁材を選ぶことで、さらに静かな空間を作り出せます。
また、寝室の側にトイレを設置しないほうが良いでしょう。夜間にトイレを使用する際、水が流れる音が気になるケースもあります。
家全体の内装計画を立てる際には、家族全員がリラックスできるよう、寝室の静かさを重視しましょう。
採光と風通しが良くなるように窓を配置する
家全体の内装では、採光と風通しを意識して窓を配置することが大切です。大きな窓を南向きに配置することで、一日中自然光を取り入れられ、明るく快適な室内環境を作り出せます。
また、窓を対角線上に配置することで、風通しが良くなり、部屋全体の換気がスムーズに行えます。室内の空気が新鮮に保たれ、快適な住環境を実現できるでしょう。
ただし、窓の配置場所によってはプライバシー性が低下するリスクもあるため、すりガラスにしたりフェンスや生け垣で遮ったりする工夫が重要です。
家全体の統一感が出るようにテイストを決める
注文住宅の内装を考える際には、家全体の統一感を持たせることが大切です。
まず、インテリアのテイストを決めましょう。ナチュラル、モダン、クラシックなど、自分たちの好みに合ったスタイルを選びましょう。その後、テイストに合った壁紙や床材、家具のデザインを揃えます。家全体に統一感があると、より洗練された印象になります。
家具や家電の置き場所を考えてコンセントの数を決める
内装決めでは、家具や家電の配置を事前に考えてから、必要なコンセントの数と位置を決めることが重要です。
リビングではテレビやオーディオ機器、キッチンでは電子レンジやトースターなど、多くの家電製品を使用します。家電製品の数と使用場所に合わせたコンセントの配置が必要です。
特に、掃除機の使い勝手を考えて、廊下の中央付近や各部屋の出入り口付近など、適切な位置にコンセントを設けると便利です。
床材は部屋の特徴を踏まえて使い分ける
床材は、各部屋の用途や特徴に合わせて選びましょう。
リビングやダイニング、キッチンには、耐久性があり手入れがしやすいフローリングが適しています。バスルームやトイレなど水回りには、防水性や滑りにくさを重視した樹脂素材を選ぶと良いでしょう。
また、寝室には足触りの良いカーペットやクッションフロアなどを使用することで、リラックスできる空間を作り出せます。
部屋ごとに適した床材を使い分けることで、機能性と快適さを兼ね備えた内装に仕上がります。
注文住宅のこだわりを実現するコツ
ここでは、これまで紹介した注文住宅のこだわりを実現するコツを解説します。
- マイホームでの暮らしを具体的にイメージする
- こだわりたいポイントに優先順位を付ける
- 信頼できるハウスメーカーに施工を依頼する
上記3つを見ていきましょう。
マイホームでの暮らしを具体的にイメージする
注文住宅を計画する際には、実際に住むことを具体的にイメージすることが大切です。
家族がどのような生活を送りたいか、日常の動線や使い勝手を考えながら、リビングやキッチン、寝室など各部屋の配置やデザインを決めましょう。例えば、子供がいる家庭では遊び場や勉強スペースも設置する必要があるでしょう。
毎日をどのように過ごすのかシミュレーションすることで、より理想的なマイホームの実現につながります。
こだわりたいポイントに優先順位を付ける
限られた予算やスペースの中で理想の家を実現するためには、こだわりたいポイントに優先順位を付けることが重要です。
リビングの広さ・キッチンの設備・家事動線の短さなど、自分たちが最も大切にしたい要素を明確にし、それに基づいて設計や設備を選びましょう。
例えば、リビングでの家族団らんを大切にしたい場合は、最初にリビングを広めに設計し、テレビやソファを置いても家族全員で過ごせる空間が良いでしょう。
優先順位を付けることで、無駄のない計画が立てられ、満足できる家づくりが可能になります。
信頼できるハウスメーカーに施工を依頼する
注文住宅の完成度を左右するのは、施工を担当するハウスメーカー選びです。信頼できるハウスメーカーに依頼することで、品質の高い施工が期待できます。
ハウスメーカーの信頼度を見極める際は、過去の施工例や評判を確認しましょう。
また、設計段階から施工まで丁寧に対応してくれるかどうかも重要なポイントです。信頼できるハウスメーカーと一緒に家づくりを進めることで、理想の注文住宅の実現につながります。
こだわりの注文住宅で快適な生活を実現しよう
注文住宅を計画する際には、家全体の内装や各部屋の特徴を考慮しながら、自分たちのこだわりを反映させることが大切です。
リビングは吹き抜けで空間を広く見せたり、ウッドデッキと直接つながるように設置して室内外の一体感を演出したりすると、快適な生活の実現につながります。キッチン・水回り・内装など、それぞれにこだわりを持って、理想のマイホームを実現しましょう。
理想のマイホームの実現には、信頼できるハウスメーカーに施工を依頼することも重要です。家づくりで悩んだときにすぐ相談できるハウスメーカーなら、安心して家づくりを進められます。
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